「1日8000歩」「朝食前の歯磨き」で体内の「倍速老化」を防ぐ
いつまでも健康で過ごすためには、何を心がければいいのか。医学博士は「あらゆる病気のもととなる『免疫暴走』を防ぐためにできる生活習慣の見直しにあると述べています。
☝まずは「1日8000歩」から始めよう。 免疫暴走を抑えるには、何を差し置いても体内のゴミを増やさないようにする必要があります。それには、まず過食や過度なアルコール摂取を控えることが効果的です。どちらも脂肪細胞を肥大化させ、体内のゴミを大きく増やしてしまうからです。
もちろん発生したゴミを体外へ排出することも大切です。それには適度な運動が効果的。体を動かし血流を上げることには、体内に滞ったゴミをゴミ処理場であるリンパ節へ押し流す効果があります。おすすめしたいのは1日8000歩程度のウォーキングです。運動習慣がないと大変に感じるかもしれませんが、電車通勤している方なら行きと帰りにひと駅分、十数分ずつ歩くなどで達成できるはずです。
☝そして朝の歯磨きは「朝食後でなく起床後すぐ」が鉄則。食べ物とともに歯周病菌を飲み込むと、体内のゴミを激増させ糖尿病やうつのリスクが高まります。大げさでなく、朝食前の歯磨きを習慣にできるかどうかで人生が変わるとお考えください。化学物質の摂取や利用をできるだけ減らしていくことも、ゴミ削減に有効です。ただ、身のまわりにあるものを挙げればキリがないですし、すべて排除できるものではないでしょう。それでも合成保存料、合成着色料、合成洗剤、合成肥育ホルモン剤などを極力摂取しないようにするだけで、体内に広がり続けるゴミは削減可能です。できることを一つでも見つけ、実践してみてください。
♡制御免疫が体を守るうえで必要な量が生まれるかどうかは、体内の環境次第ですが、そのなかでも免疫細胞の7割がいる腸内で「制御免疫をつくれ!」というスイッチを入れてくれる存在がいます。それが近年話題の「短鎖脂肪酸」の一つ「酪酸」です。腸を強くするには、酪酸菌を育てるエサが必要です。彼らはそのエサを食べて酪酸を生み出すからです。そのエサとなるものが「発酵性食物繊維」玄米、きのこ、キウイ、大豆など…これらを私たちが食べると、腸内の酪酸菌が大喜びで食べて酪酸を生んでくれるわけです。豆や根菜、海藻、きのこ、玄米など古くから日本人が食べてきたものばかりなので、老化の加速や大病を遠ざけたい方は積極的に取り入れましょう。
0コメント