疲れたら甘い物=機能性低血糖症かも!
疲れを感じたときに、なにか甘い物を欲しがる人が結構います。みなさんも覚えがあるかもしれません。
そんなときは、手軽なコンビニスイーツや和菓子、あめ玉、ジュース、缶コーヒーなどを口にして、ほっと一息つくことでしょう。
たしかに、人間は甘い物を食べると瞬間的に元気になります。でも、それは肉体的疲労が消えたわけではありません。急激に血糖値が上がり、ドーパミンやセロトニンといったホルモンが分泌されることで脳が高揚感に包まれているだけ。
要するに、脳が騙(だま)されているわけです。
しかも、それこそがみなさんを慢性的な疲労に導いてしまうのです。甘い物を摂ったときの効果は短期的で、元気になるのは一瞬です。
その後は、血糖値の乱高下による疲れがどっと出ます。そして、あたかも薬が切れた薬物依存患者のように、甘い物が欲しくてたまらなくなります。
つまり、「疲れた」→「甘い物を食べよう」→「さらに疲れた」→「もっと甘い物を食べよう」という負の連鎖に、多くの人がからめとられているわけです。
甘い物は、疲れたときの救世主ではありません。救世主の仮面を被った悪魔だということを、まずはしっかり覚えておきましょう。
【機能性低血糖症とは、食後の血糖値が急激に上がり、それに対応するために膵臓(すいぞう)からインスリンというホルモンが過剰に分泌され、今度は血糖値が下がりすぎてしまう病気です。そもそも血糖値は、よほど高くならない限り特別な症状は出ません。むしろ、少し高いくらいのときは、アグレッシブに行動できます。
一方で、血糖値が下がりすぎると、眠気、倦怠感(けんたいかん)、吐き気、めまい、動悸、頭痛、思考力や集中力の低下などさまざまな不快症状に襲われます。】
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