卵は1日1個まで、は間違い?
人間の体にあるすべての血管を1本のホースのようにつなぐと、なんと地球を2周半できる長さに😲!!血液はその中を駆け巡って体の隅々の細胞に酸素や栄養を運び、かわりに細胞から二酸化炭素や老廃物を受け取ります。そんな血液の流れが悪くなれば、体に悪い影響が出ないはずはありません。そう、「サラサラ血液」は健康の基本なのです。
🥚🍳「卵をたくさん食べるのは悪」は間違い!固定観念を捨て、1日3〜5個の卵を食べよう!🥚🍳
肉は、動物性タンパク質で体内での利用効率が高く、300gと少量でも1日に必要なタンパク質を満たすことができます。それゆえ、高齢者ほど肉を積極的に食べてほしいところですが、噛む力が弱くなると肉を食べるのがツラいという人は多いはずです。 そのような高齢の患者さんに私がおすすめしているのが、卵です。卵は1個あたり約10gもの動物性タンパク質が含まれるため、効率よくタンパク質を摂ることができます。加えて卵はビタミンCと食物繊維以外の栄養成分をすべて含んでいる「完全栄養食品」と呼ばれる理想の食品です。
特に、タンパク質の一種「アルブミン」という成分を卵は豊富に含んでいます。アルブミンは血液に含まれるタンパク質の約60%を占めていて、💪筋肉や血管、🦴骨の生成をサポートする作用をもっていますが、高齢の方は不足しがちな成分です。
卵を食べると血液中のコレステロールが増えて血液が汚れてしまうという考え方は時代遅れなのです。
そもそもコレステロールの値は低いほど健康によいと考えている人が多いようですが、それは大きな間違いです。コレステロールは細胞の壁や免疫細胞の材料となる成分で、少なすぎると血管がもろくなったり、免疫力が低下します。そのため、現在ではコレステロール値は少し高めがいいという考え方が主流となっています。
卵をたくさん食べることを不安に思う必要はありません。むしろ、食べないことのほうが体に悪いと考えてください。特に高齢者は、サルコペニアを防ぐためにも、1日、3~5個の卵を食べることを目指してください。と最新専門家のご意見を頂戴しました。
時代とともに変化する環境や医学は最新情報をゲットして生活に取り入れていきましょう。
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