食事は「旬のもの」を食べる
人間の五臓の働きは、季節の流れに連動しています。よって、旬のものは、その季節ごとのからだの状態に合っていて、受け入れやすく、相性の良い食材といえます。いうまでもなく、旬ならではの栄養とうま味も、詰まっています。
「肝」とつながる季節である春に取り入れたいのは、「青(緑)」色の食材。
春に旬を迎える緑色の野菜は、滞りがちな気や血(けつ)の流れをスムーズにして、巡りを良くしてくれます。なかでも、春菊や菜の花、春キャベツ、ニラ、セロリ、香味野菜のパクチーなどがおすすめです。
「心」とつながる季節である夏に取り入れたいのは、「赤」色の食材。
暑い季節ですから、熱を持ちやすいからだをクールダウンさせてくれる、トマト、スイカ、小豆や、旬のきゅうり、冬瓜などを摂りましょう。
※ ただし夏の野菜はからだを冷やすので、冷え性の方は、摂るのは朝より夜のほうがいいでしょう!
臓活では、なによりバランスを大切にしますから、食材のかたよりや摂りすぎを防ぐといった側面からも、理にかなっていて、大きなメリットがあるのです。いくら臓に良いからといって、同じ食材ばかりを毎日食べつづけたり、過剰摂取したりすると、かえって臓の負担になってしまいます。「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということですね。五臓の働きを促す「旬のもの」をバランス良く取り入れ、季節に合わせた食事を楽しむのも臓活なのですね!
🍎体質によっては避けたほうがいい場合もありますが、りんごだけはオールマイティ。つまり、迷ったときは「りんご」をセレクトしておけば間違いない‼というわけです。どんな体質であっても、からだにやさしく働き、ビタミン補給や抗酸化作用をもたらしてくれるでしょう。どの五臓にとってもバランスが良い果物です。
旬の食材を取り入れて楽しい食生活を送ることは、心も体も喜び健康維持にもつながりますね❣
Jasper黄土漢方ハーブ&よもぎ蒸しサロン
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