「超加工食品」が血管をむしばむ"食べてほしくない"3つのもの

食べないほうが良いもの、1つめは菓子パンです。理由は糖分です。菓子パンの7割前後は炭水化物で、炭水化物の主成分は糖質です。そこにおいしくするために砂糖やチョコレートを加えるのですから、必然的に糖質が多くなってしまうのです。血液中に糖質が多く溶け込んでいる状態、つまり血糖値が高い状態を高血糖と言います。

過剰な糖質制限をしない限り、お米やパンが主食の現代の食生活で糖質不足になることはありません。まずお米やパンはおかわりしたり、大盛りにしたりしない。そして甘いものをバクバク食べないなど、過剰な糖質摂取をしないように意識した食生活を心がけることです。。


次の食べないほうがいいものは、クッキーです。クッキーには薄力粉、バター、砂糖、卵などが使われていて、糖質とともに、脂質が多く含まれています。先ほどは糖質が血液に多く溶け込むとマズいという話をしましたが、脂質も同様に過剰な摂取は避けたいというところを考えると、クッキーはあまりよろしくない食べ物になります。

 

避けてほしい最後の食材は、ポテトチップスです。映画なんかを見ながらのポテチはもう最高ですが、これも良くはないんですね。理由は「AGE」です。聞きなれない単語だと思いますが、これは近年注目され始めたもので、日本語だと「終末糖化産物」と言います。なんだか仰々しい名前ですが、要は糖が過剰にこびりついたタンパク質の成れの果てだと思ってください。読んで字のごとく、終末=最後の最後に、糖化=糖によって変化して、産物=できたものということです。このAGEは、強い毒性を持ち、体の老化を引き起こし、アルツハイマー型認知症、白内障といった病気の原因にもなるといわれています。

 例えば、肌のコラーゲンに悪さをしてしまいます。コラーゲンは、いわゆる肌のバネのような役割を担っています。肌を押してもぷるんとした弾力性があるのは、このコラーゲンのおかげです。しかし、このコラーゲンにAGEがついてしまうと、さびて弾力性のなくなったバネへと変身してしまうのです。

☝菓子パンやクッキー、ポテトチップスの3つのような、糖分や塩分、脂肪などを多く含む加工食品は、「超加工食品」などと呼ばれたりします。 糖分は高血糖、塩分は高血圧、脂肪は脂質異常症など生活習慣病のリスクが高まりますから、できるだけ控えてほしいものです。。


【そのほかの超加工食品例】冷凍ピザ・ホットドッグ・ミートボール・チキンナゲット・ハム・ソーセージ・キャンディー・グミ・ドーナツ・アイスクリーム・ビスケット・クッキー・炭酸飲料・マーガリン。。。

健康美活を進める上でここに挙げた食品を頭の片隅に置いておいて、無理のない範囲で摂生するようにしてみてください。



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